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【人材採用】募集のやり方が分からない!今すぐ知りたい募集方法のイロハ

【人材採用】募集のやり方が分からない!今すぐ知りたい募集方法のイロハ

2019.08.26

求人募集って難しいですよね。媒体はたくさんありますし、どうやって選んだら良いのか分からないという方も多いのではないでしょうか。
「人材募集をすることになったけど、やり方が分からない」
「求人募集って何から始めるの?」など、求人募集についてお困りではないですか?
今回は求人募集までの流れ、求人募集の種類とそれぞれのメリット・デメリットをご紹介いたします。

1.採用成果の明暗を分ける事前準備

少子高齢化による人手不足が深刻になっている近年、企業による人材の争奪戦が激化しています。特に、新卒採用はより一層競争が激しく、学生の早期囲い込みなど対策を講じる企業も多くあります。

厳しい採用市場で他社に負けないためには、効率よく応募者を集めたいですよね。採用成果は事前準備によって大きく変わってきます。採用活動成功に向けた事前準備の流れをご紹介しますので、ご参考にしてください。

1-1.採用計画立てていますか?

採用計画を全く立てていないという企業は少ないかと思いますが、計画した内容に沿って活動できている企業もそう多くはないでしょう。

一般的な採用計画立案までの流れは、事業計画決定後、目標を達成するために“どの部署へ何人必要となるのか”などの人員計画が策定されます。人員計画で社内の人材配置などを考慮した上で、新規雇用が妥当と判断された場合、採用計画を立案することになります。事業計画が不明瞭だったり、事業計画と連動していなかったりすると、採用計画にブレが出てしまう原因となります。

企業の三大資源の一つである“人材”。人が企業で働く限り、採用活動と業績を切り離すことはできません。事業計画に連動した採用計画を立てることで、ミスマッチ採用を防止すると共に、企業の目標達成を目指すことができます。採用計画では下記のような内容を具体的にあらかじめ決めておきましょう。

○どこの部署へ
○いつまでに
○何人
○どういった人物が
○なぜ必要となったのか
○採用コスト
○選考方法
○採用から入社までのスケジュール

採用計画は新卒・中途どちらも必要ですが、長いスパンで育成していく新卒の場合、より重要となります。採用計画立案の際は新規雇用をすることになった背景と、中長期的(新卒)か短期的(中途)かによって採用ニーズなどが異なりますので、募集背景をしっかり理解しましょう。

では、採用計画を立てる際に知っておきたいことをご紹介していきます。

1-2.採用計画の要!3C分

“3C分析”をご存知でしょうか?3C分析とはCustomer(市場)、Competitor(競合)、Company(自社)の頭文字から取った分析方法です。この三つの分析を行うことで、自社の立ち位置を把握することができます。

市場の調査(Customer)

経済動向のチェックや採用市場の状況確認は欠かせません。現在、日本の景気は回復傾向にありますが、業界によって内情は異なります。今後の市場規模を加味して、採用人数を検討しましょう。

また、働き方改革の導入などにより、ワーク・ライフ・バランスを重視した働き方を求める方が増加しており、従来通りの勤務形態ではなかなか人が集まらなくなっています。市場のニーズに合わせた、柔軟な働き方も検討されてみてはいかがでしょうか。

採用競合企業のリサーチ(Competitor)

採用市場において同業他社だけが競合相手とは限りません。応募者の重視する条件によっては、同業他社以外にも、勤務形態や地域など自社と条件の似ているところは採用競合企業となる可能性があります。

○採用競合企業はどこなのか
○どのような採用活動をしているのか
○お給料や待遇

ただし、採用競合のリサーチは難しいので、プロである求人広告代理店などに相談した方が効率的です。

採用実績の振り返り(Company)

採用活動で自社に改善点がないか確認することも重要です。過去の採用実績を振り返り、下記のような課題がないか確認していきます。

○採用目標に対してどのくらい達成できたか
○どのくらい応募が来たか
○辞退はどの段階で何人出たか
○入社後の人物評価
○募集の内容
   +
○自社の魅力
○ウィークポイント

内定後の辞退であれば入社までのフォローに課題があると考えられ、入社後配属先の部署からミスマッチを指摘されるようであれば、人物像の設定が課題と考えられます。このように、過去の採用実績を振り返って課題が見つかったら改善策を検討し、どんどんアップグレードしていきましょう。

1-3.求める人物像の明確な設定が必要不可欠

求める人物像を明確に設定しないとミスマッチが起きてしまったり、“良い人材”がなかなか集まらなかったりすることも。

先述しているように、新卒採用と中途採用では雇用目的が異なります。中途採用は欠員補充などのケースが多く、即戦力となるような人物を求める傾向にあるかと思います。募集背景を理解し、採用ニーズを対象の部署へヒアリングしていきましょう。

【社内の確認】
○欠員補充、事業拡大、新卒採用など募集背景はどれに当たるのか。
○具体的な仕事内容
○各部署の目標は何か

【人物像の設定】
○必要な知識・スキル
○経験の有無
○行動特性
○意欲
○志向

事業計画と採用する目的を明確にし、新規雇用が必要となった理由を言語化していきます。言語化すまで明確にすると、自社のビジョンや風土に共感する帰属意識の高い人材を設定することができます。

人物像の設定は重要ですが、厳格な基準を設けてしまうと採用に繋がらなくなってしまいますので、“MUST”or“WANT”に分けて考え、合格となる基準を決めていきます。作り上げた人物像について該当部署へ確認し、不要という意見があれば削ってしまいましょう。

1-4.母集団形成は数にあらず!?

採用活動を行っている方は、“母集団形成”というワードをよく耳にされるかと思います。母集団形成とは、自社に応募してくれる可能性のある応募者を集めることです。

これだけ聞くと、母集団は多ければ多いほど良いように感じますよね。確かに、母集団形成の際、数を意識するのは非常に重要です。しかし、いくら応募者が多くても、その中に求める人材がいなかったら意味がありませんよね。「応募者が多すぎて選考が大変!」など採用業務の負担が大きくなってしまいます。コストがかかる割には結果が伴わない、ということにもなりかねません。

ミスマッチを防いで母集団を形成するには、“数”と“質”どちらも両立させることが重要です。求める人物像へ効率的に訴求するには、“求人募集媒体の選定”、“掲載内容の工夫”が重要となります。

求人媒体の選定をする場合、まずはそれぞれのメリット・デメリットを把握する必要があります。決してどこを選んでも同じということはありません。

 

次の章では求人募集方法の種類とメリット・デメリットをご紹介していきますので、ご参考になさってください。

2.求人募集方法の種類とメリット・デメリット

求人媒体ってたくさんあって、どれを選んだら良いのか分からないですよね。
先ほども触れたように、求人媒体の選定は母集団形成に関わってくる重要なステップです。
それぞれのメリット・デメリットを把握して適切な手段を選択するようにしましょう。

2-1.ハローワーク(職業安定所)

事業所の住所を管轄するハローワークへ訪問し、下記の書類を作成します。

メリット 無料で求人票を掲載できる
求職者の紹介も受けられる
助成金などが支給される場合もある
デメリット 掲載までに若干時間と手間がかかる
記載できる情報が限られる
応募までの工程が多く面倒なので、応募者から敬遠されることも
(求職者が応募する場合、相談員を通して書類送付などが必要)
向いているケース 急ぎでない
採用コストを抑えたい
地域密着型企業

掲載できる内容は限られていますので、ハローワークの求人票を作成する場合は、できる限り丁寧に分かりやすく作成することを意識しましょう。とにかく採用コストを抑えたい企業にはおすすめです。

2-2.大学・専門学校などの教育機関

学校のキャリアセンターなどを利用し、求人票を掲載してもらう方法です。
学校側と良好な関係を築くと、企業説明会への参加や学生紹介などを優先的に行ってもらえる可能性があります。

メリット 無料で求人票を掲載できる
大学との関係性次第では、学内で合同企業説明会を開催できる
多くの学生に見てもらえる可能性がある
学生の囲い込みができる
デメリット 掲載内容が限られる
学校ごとに手続きや求人票の記載内容が異なるので、手間がかかる
大学との関係強化には何度も訪問が必要
向いているケース 新卒採用
学生の囲い込みをしたい

学校側との信頼関係を結ぶには長い期間が必要となりますが、今後の採用市場を鑑みると大学訪問はしておくと良いかもしれませんね。

2-3.求人情報誌

駅などに設置されているフリーペーパーなどに掲載する方法で、広告スペースによって掲載料金が変わります。

メリット 地域を絞った求人募集ができる
見開きなので偶然目に留まる可能性があり、比較しやすい
担当者に掲載内容を相談して作成できる
デメリット コストがかかる
掲載できる内容が限られている
印刷後の変更ができない
向いているケース 地域密着型の求人を出したい

フォーマットが決められているものから、写真などで雰囲気を伝えられるタイプのものまであり、内容によって掲載料金はさまざま。“地元で働きたい”と考えている方は、フリーペーパーで求人を探すことも多いため、効率的な訴求ができます。

2-4.求人サイト

求人サイトを利用して、掲載する方法です。
気になったらいつでも、どこでもエントリーできるため、応募するまでのハードルが低く、利用しやすい環境が整っています。
また、求人サイトを利用するには会員登録なども必要なため、比較的労働意欲の高い方が多い傾向にあります。

メリット 若年層の利用者が多い
自由度の高い掲載内容で、魅力を伝えやすい
担当者に掲載内容を相談して作成できる
募集状況の変化に応じて変更できる(変更・掲載終了など)
ネットでエントリーできるので、応募しやすい
デメリット コストがかかる
向いているケース 母集団を形成したい
若年層を採用したい

インターネットを利用した求人掲載は自由度が高いため、自社の魅力をアピールしやすく、スカウト機能などもあるので、企業側から積極的に応募者へコンタクトを取ることも可能掲載内容もプロに相談できるので、初めてでも安心して利用できます。

2-5.人材派遣

人材派遣会社が雇っている従業員を時給制で借りる方法です。専門性の高い職種は時給が高くなるなど、対象となる派遣社員の保有しているスキルや能力によって料金が変動します。

メリット 急な欠員補充ができる
雇い入れの期間を設定できる
人件費のコストダウン
デメリット 自社の社員として育たない
派遣される人材を選べない
契約延長や残業ができない可能性もあり
向いているケース 急な欠員補充をしたい
一定期間雇用したい

派遣社員は登録している労働会社と契約を結んでいるため、社会保険なども派遣先の企業はノータッチとなります。派遣先企業は基本的にお給料以外コストがかからないので、正社員と比較すると人件費を抑えることができます。ピンポイントで雇い入れたい企業にはおすすめです。

2-6.人材紹介

必要な能力・スキルなどの意向を伝えると、該当する人物を人材紹介会社に登録している方の中から、紹介してもらえます。
人材紹介では紹介者が入社して、初めて料金が発生する完全成功報酬型のため、広告費用などを気にせず、じっくり選考することができます。

メリット 採用するまで料金がかからない
ニーズに合った人材を紹介してもらえる
採用担当者の負担軽減
非公開求人で採用活動ができる
希望のニーズ次第ではすぐに紹介可能な場合も
デメリット 採用コストが高くなる可能性がある(紹介料相場:対象者の年収30%程度が多い)
採用ノウハウが蓄積されない
大量採用向きではない
向いているケース なかなか応募者が集まらない
コストよりも優秀な人材を取ることにウェイトを置いている

採用活動の負担を軽減し、欲しい人材を迅速に紹介してもらえるので質を落とさず、急ぎで人材を増やしたい企業におすすめです。採用ノウハウは蓄積されませんが、社外に知られたくない採用やミスマッチを防いだ人材登用を期待できます。

代表的な各求人媒体について簡単にご紹介してきましたが、重要なのはそれぞれのメリット・デメリットを把握して、状況に合った求人媒体を選択することです。

3.求人サイトを比較するなら

求人募集をされる場合、多くの企業は求人サイトを利用することになるかと思います。
ここで出てくる悩みの多くが「求人メディアがたくさんありすぎて、どれを選んだら良いのか分からない!」です。
求人メディアは、“女性の登録者数が多い”、“アパレル業界に特化している”など、登録者の傾向や特徴があります。

主要な中途求人メディア
主要なアルバイト求人メディア

質の良い母集団形成には、このような特徴を把握して求人掲載先を選定することが重要となりますが、たくさんある求人メディアの特徴を全て把握するのは困難です。特に、採用業務を担当する方が少ない企業などは、負担が大きすぎるため現実的ではありません。しかし、求人広告代理店であれば、さまざまな求人サイトの特徴や利用者数、スカウトやDMといった機能なども把握しています。

求人広告比較表はこちら

ご自身でリサーチして検討するよりも、プロの客観的で、的確なアドバイスをもらった方が確実です。 求人広告代理店では、さまざまな求人サイトを比較・検討し、求める人物像への訴求を効率的に行うためにアドバイスを行っています。 サイトの選定や掲載内容など求人に関する相談ができるのは、採用業務の負担軽減にも繋がりますので、求人サイト選定にお悩みの方はご相談されてみてはいかがでしょうか。

求人広告代理店のハレルヤエージェンシーなら、幅広い求人メディアを取り扱っています。予算や採用ニーズに合わせた求人媒体のご紹介、掲載内容についてのご相談にも乗っております。 求人募集でお困りの事、分からないことがございましたら、お気軽に求人広告代理店ハレルヤエージェンシーまでご相談ください。

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